育休から復帰しても休んでばかり?!実際に育休復帰したときの体験談

育休明けは休みまくるよ。

職場に電話がかかってくるたびに恐怖…。」

育休から復帰した後たくさん休むというエピソード、目につきますよね。
不安に感じている育休ママさんも多いのではないでしょうか。

ママさん

復帰した後のこと気になる〜

実際のところどうだったのか、
2度の育休取得経験者の私の体験談を書いていこうと思います。

目次

私のエピソード

赤ちゃんの熱を測るママ

最初の1か月は半分以上お休み

復帰の初日に保育園から電話掛かってくる。
これはもはや育休明けあるあるなのかもしれません。

私も復帰初日に電話がかかってきたパターンでした(笑)

初日は月曜日だったのですが、そのまま3日間お休み…。
復帰して早々、毎朝職場に欠勤の電話を入れる申し訳なさと言ったら…辛かったですね。
独身の時は体調不良で連休なんてめったにないことですもんね。

そして木曜日、保育園に行けたと思ったらまた次の日に熱。お休み。
週末で家で休養させて、さて翌週保育園に行ったと思ったら、
今度は給食で嘔吐したと電話が掛かってきて早退

まじでこんな感じです。

maho

育休復帰後の呼び出し半端ない…

そんな感じで最初の一か月は半分以上がお休みでした。

休むだろうなと覚悟していましたが、
「こんなに行けないのか…。」と愕然としましたね。

それに、保育園に行きだした途端の体調不良オンパレードの娘がかわいそうで…。

一緒に過ごした育休中は発熱も突発性湿疹くらいだったのに、
こんなに体調不良ばっかりで大丈夫なのかと、
夜な夜な機嫌の悪い娘を抱っこしながら私も泣きそうになった思い出があります。

半年間は1/3ぐらいお休み

そんなペースで、
最初の半年間はお休みなしで保育園に行けるの
調子がよくて2週間ぐらいかな、という感じでした。

1ヶ月休みなしで登園できた時はありませんでしたね…汗



同時期に入園したママさん達と話していても大体そんな感じでしたので、
うちだけじゃないんだと、ちょっと安心したのを覚えています。

保育士さんによると、たまーに全然風邪ひかない、めっちゃ強い子もいるらしいです。
羨ましいなぁなんて思っていました。

2歳になる頃からはだいぶ強くなった

私が長女を預けたのは1歳半からだったのですが、
2歳を過ぎて次の学年に進級する頃には、
1か月お休みなしで行ける月も出てきてお休みも減ってきた印象です。

最初の1年目は、園のあらゆる行事を休みまくっていたので、
2年目の秋の親子遠足に休まず行けて感動したのを覚えています。

子どもはだんだん強くなるんだなあと感じましたね。

実際に利用した体調不良の時の子どもの預け先

寝ている赤ちゃんと保育者

ここからは私が実際に利用した、体調不良の子どもの預け先について書いていこうと思います。

病児保育

私の住んでいる町では、病児保育をしている病院は当時2つだけ。
しかも定員は1つは2名、もう1つは4名という超狭き門

家に近い方の病院は、前日夕方から予約ができたので、
前日から熱が出ていてこれは明日も無理かな…という場合はお世話になっていました。

病院ということで、看護師さんと、専門の保育士さんが見てくれる環境。
病気の我が子に何があっても安心というのが一番のメリットしたね。

デメリットとしては、当日の朝の場合は毎回定員が埋まっていてダメなこと。
あと、預ける前に小児科で診察してもらう必要があったので、どっちにしろ会社には遅刻はすることになりました。

ベビーシッター

ベビーシッターの女性

私は育休復帰前に、あらかじめ民間のベビーシッター派遣サービスに登録していました。

登録しておくと、利用するときに電話で依頼するだけで来てもらえました。
熱を出た時、すぐ呼んだら来てもらえるようにしておいたのは助かりましたね。

自宅で診てもらえるので、子供にとって安心できるいつもの環境で休養できるのは、メリットだと思います。

デメリットは、やっぱり金額。
私の場合は、時間あたり1800円ほど掛かっていたので、毎回はとても利用できませんでした。
また、病児を預かってくれるベビーシッターさんは看護師の資格がある人など限られているので、依頼したときにすぐ見つかるかは運次第なところもありました。

なので、「他に預けられないどうしようもない!!」という時のみ数回の利用でしたね。

ファミサポ

ファミリーサポート会員の老夫婦

ファミリーサポート制度といって、地方自治体がやっている場合が多いです。
育児がひと段落したご家庭や、ちょっと手の空いたママさんなどが提供会員として登録されていて、
事前にマッチングしてもらいます。

ちょっとご近所のお家で預かってもらう、といったイメージですね。

私の町では時間700円でした。
病気で休む時以外でも、ちょっとした用事の時にも預かってもらえるので、
育休復帰前に登録しておくことがおすすめですよ。

ただ、病児を預かってもらえるのは看護師などの資格がある提供会員さんだけだったように記憶しています。
なので、熱がある時にいつもの資格のない方に預かってもらうのは難しいかもしれません。
また、相手のお家で預かってもらうのが基本なので、
子どもが相手のお宅に慣れていないと最初は大変かもしれません。

私の場合は、近所の老夫婦にお世話になりました。
熱が下がった後の、ちょっと鼻水や咳が残っていて保育園には行かせづらいな、というような状態の時に
お願いできましたよ。

保育園のお迎えなどもお願いできるし、
仲良くなると近所の親戚のように気軽に遊びにも行かせてもらえて良かったです。

特に、親元はなれて子育てしているママさんにはオススメです!

両親

うちは主人の実家とも私の実家とも離れた県外に住んでいるので、これはもう最終手段でした。

もうどーーうにも預ける時がなかったり、インフルエンザなどで長期戦になることが分かっている時は、
申し訳ないけれど遠方から来てもらってでも両親に頼るしかありませんでした。

子供にとっては慣れた家でおじいちゃんおばあちゃんに見てもらえるので、一番安心できて良かったと思います。

この時ばかりは本当に、実家が近いママが羨ましかったですね…。
もし実家の近くに住んでいるなら、
育休復帰前にあらかじめ協力してもらえるようにお願いしておくのもいいかもしれませんね。

ちなみに、復帰後しばらくは時短勤務も選択していました。
その時の体験談は以下の記事に書きましたので、良ければ読んでみてくださいね!

休んでばかりの時のママの気持ち
職場に対して&子供に対して

自分が気になってるのはどっちだろう?

「育休から復帰して休んでばかりで申し訳ない」って育休ママあるあるだと思うんですが、
ちょっと整理してみると、その気持ちの行先はどこなんだろう、って思いませんか

もちろん、社会人として職場に対して、が主だと思います。

ただ、私自身の経験を振り返ると、正直、
わが子に対しての申し訳なさも大きかったように思うんです。

その辺の気持ちについて、今振り返って書いておきます。

職場に対してしたこと

社内でコミュニケーションをとるママ社員

職場に対しては、社会人として自分ができる限り対処できる部分も大きいですよね。

ママとして、というより、子どもを持った会社員として、といった感じで、
あくまでも社会人としての立場で考え行動できる。

ある意味、久しぶりに社会復帰できた実感もあって、
大変で申し訳なくはあるものの、ちょっぴり充実感もあったように思います。

実際に私が意識していたことは以下です。

とにかく謙虚な姿勢

結局のところ、休んでばかりなことを理解してもらえるか迷惑がられるかというのは、
出勤している時の態度かなと感じています。

仕方ないとは言え、早退やお休みを繰り返すのは他の社員にとって迷惑になることは確かですよね。
なので、自分が出勤している時には、
なるべく雑用を代わったり、休み時間も早めに仕事に取り掛かるなど意識していました。

体調不良以外にも休みを取らせてほしい保育園の行事のスケジュールなどは早めに伝えておいたりと、
コミュニケーションを積極的に取るのも大事なことかなと思います。

制度なんだからと割り切る

私が1人目を出産して復帰した時は、25日程あった有給を半年ほどで使い切りました。
また復帰した時に同じポジションに戻る、などは法律でも決められている権利でもありますよね。

ママが仕事を続けるために用意されている制度なのだから、ありがたく使わせてもらおう!
という気持ちで割り切ることも、
自分の気持ち的にプラスになったと思います。

やることさえやっていれば、必要以上に申し訳がらなくてもいいと思いますよ。

それでもいろんな人がいる。

全員に応援してもらおうというのは無理かもしれません。
人それぞれに色んな考えがあるものですもんね。

頑張っている姿を見てくれている人はいるはず!
全員にいい顔しようと思わなくて大丈夫ですよ。

子どもに対して

眠る赤ちゃん

振り返ると、私は職場に対して気持ちより、子どもに対しての気持ちの方が正直大きかったんですよね…。

自分だって熱が出た時は慣れたベッドで休みたいし、熱が下がったって病み上がりはしんどいですよね。
なおさら、まだ小さい子供。

なのに、いつもと知らない病児保育に預けられたり、保育園に無理して行って元気な子と同じ行動したり…
大変な思いをさせているんじゃないかと、毎回思ってしまっていました。

こんな時、専業主婦のママなら家でゆっくり休ませてあげられるのにな…と思ってしまう。
育休明けの休んでばかり期間は、子どもファーストができないもどかしさで、悩むことも多かったです。

この気持ちが、私が結局退職し
今は自宅起業したことの最初のきっかけだなと振り返って思います。

とはいえ、子どもが熱を出したり体調を崩すのは本当に一瞬です。
3歳くらいになればだいぶ休むことも減りました。

長い人生たったの1、2年
そう思って割り切れるかそうでないかはママの心次第だと思います。

どっちがいいとかでもないことなので、自分の気持ちとよく向き合ってみて欲しいなと思います。

まとめ

自宅で赤ちゃんに微笑むお母さん

産休明け、復帰後の私の実体験からお話してみました。

休んでばかりの日々も、続いても1年半くらいです。

職場の理解も得られるように行動で示す
ママは謙虚になりつつも萎縮しすぎなくてOK
使える制度は堂々と使う

のがコツかなと感じています。

復帰後しばらくは、
ママにとっても子どもにとってもちょっと試練の時期。

それも成長に繋がるはず!

maho

育休中のうちに、子どもとたっぷり触れ合って過ごしてくださいね。

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