有意義だった育休中の過ごし方は?実際にやってよかったこと【体験談】

産休育休って、今までの忙しい社会人生活から
いきなり時間ができて何をするかちょっと迷ったりしませんか?

ママさん

あれもこれもやっとくべき?
やっぱり赤ちゃんとの思い出作りが一番?

長女と長男の2回産休育休を取った経験のある私が、

育休中にやってよかったこと
やらなくても良かったなーと思ったこと

について、まとめてみました。

maho

せっかくの長期のお休み!
育休ママにとって後悔しない有意義な日々にしたいですね。

目次

ママのしたいことファーストでOK!

〇と×のマークを手にもつ女性。どっちが正解?

結論から言ってしまうと、

ママのしたいことを一番に優先するのが良いですよ!

赤ちゃんのためにやっとかなきゃいけない?なんて思わなくてOK ですよ。

育休ママがやりたいかやりたくないか、それで判断して大丈夫だと思います。

理由は簡単。

数年後…
あんなに頑張って準備したのに、

赤ちゃん本人は覚えてないーーー!

ってなるからです(笑)

ぶっちゃけ赤ちゃんは覚えてない!

結局、赤ちゃん本人って覚えてないんですよ!!笑。

いま、私の1番上の娘が小学生、2番目息子は幼稚園ですが、
赤ちゃんの時に出かけた旅行の子供たちに聞いてみても全く覚えてないです。

いや、もちろん当時も、
大きくなっても覚えてるだろうと期待してやったわけではないですよ。

でも、改めて、大きくなってから本人たちに「え全然覚えてないー」って言われると、

あ、、ほんまに覚えてないんや。そんな忘れるもんなんや。。

って、ちょっとガクッと来るもんです(笑)

初めての子育てって分からないことだらけじゃないですか。

赤ちゃんのうちに、

これ体験させた方がいいんかな。
みんなやってるしやっといた方がいいかな。
0歳の経験が才能開花に大切っていうしな…

みたいに、
「赤ちゃんのためにしておくべき?」みたいに迷うことが私はとっても多かったんです。

知育や早期教育に興味があって、しっかり取り組もうとして始めるというのなら全然いいと思います。

ただ、なんとなく皆やってるからやらなきゃ、みたいな感じだったら、
0歳のうちはまだ無理しなくていいと思います。

その後、3歳4歳、小学生からでもたくさん経験できるし、焦らなくて大丈夫ですよ。

思い出づくりもママ優先に考えて

逆に、育休中にやっておいてすごく良かったなって思うのは、

自分のために時間を使ったこと。

あっという間にすぎてしまう0歳のわが子との思い出づくりや経験作り。

「ママの」「家族の」思い出作りという視点だと、ふり返った時にすごく良かったと思います

赤ちゃんがいるとはいえ、
長期で1年以上も休みがあるって言うのは、社会人にとってはすごくめったにない機会ですよね。

ですので、ママがやりたいこと、
特に今までまとまった時間がなくてできなかった事をやるのが、
結局のところ一番有意義なんじゃないかなと思います。

産休育休中にやってよかったこと

ここからは実際に私がやってよかったことを書いていきます。

実家に長期帰省

一人目の時も二人目の時も、1ヶ月ほど実家に長期で帰省をしました。

私は、大学進学に合わせて18歳で実家を出ているので、
1ヶ月以上実家で生活するということは10年以上ぶりの機会でした。

また、上の子が小学校になった今あらためて思うんですが、
学校に通うようになると、何もない平日に長期間子供を連れて帰省ってほぼ不可能ですよね。

また両親にとっても、小さな孫を連れて娘が長期帰ってくるのって嬉しかったみたいです。
親孝行にもなるし、とても良い経験だったと思います。

子供の時に遊んだ近所の小道や公園を、
今度は自分の娘を抱っこしながらお散歩したりのんびり過ごしました。

結構ノスタルジックになったり、
地元の友だちと子連れで再開してお茶したり、すごく楽しかったですよ!

読みたい本、マンガ一気読み

私は、読書や漫画を読むのが趣味です。
(実は家に漫画が300冊近くあったりします!)

社会人になってから、読みたいなーって気になってた漫画がいっぱいあったんですが、
なかなかまとめて読めなくて気になってました。
集中して読みたいタイプなんです。

なので、産休に入った時、
読みたかった漫画を自分へのご褒美として一気買いしてきて、
その後ずっと読んでました。

贅沢でしたね~(笑)
こんなことめったにできないですから幸せでした。

ずっと溜めておいた、いわゆる「積読本」もたくさん消費しましたよ!

赤ちゃんが生まれてからは、静かなところで一人で集中して本を読むという事はなかなか出来なかったので、
集中して読みたいタイプの人は特に産休中!チャンスだと思います。

ファミサポ、ベビーシッター登録

保育園の見学というのは、育休中に皆さんすると思うんですが、
復帰した後のことを考えて、もし子供が熱を出した時に預ける先を確保しておくというのも大事です。

私の場合、実家から離れたところに住んでいましたので、
祖父母に預けるという選択肢がない分、育休中に色々調べておきました。

ベビーシッターは、民間のベビーシッター派遣サービスに登録しておきました。

事前に説明に家まで来てもらい、一回お試しで家で預かってもらう、ということをしておいたおかげで、
復帰後の発熱時にもすぐ対応してもらえましたよ。

また、ファミリーサポート制度も、自治体でやっている事務局に事前に登録に行きました。

会社に復帰後、子供が体調不良を繰り返して会社を休みまくった体験談は、
下の記事に書いてますのでよかったら見てみてくださいね。

寝る!!

たっぷり寝ておくこと!

これ、ほんと大事です!

育休から復帰したら思った以上にバッタバタの生活になります。

帰宅後もやることがいっぱいで、つい睡眠不足が続くことになりました。
しっかり休む、寝るって幸せだし大切なことです。

ただでさえ産後は、赤ちゃんのお世話もあるし、
出産を乗り越えた自分の体も回復期ですよね。

本来しっかり休んで子育てするための育児休暇なので、無理をせず、とにかく寝る!
これはぜひやっておいてくださいね。

産休育休中にやらなくてもよかったこと

ここからは振り返って、逆にやらなくてもよかったかなと思っていることも挙げていきますね。

張り切った旅行

赤ちゃん連れでの長距離旅行は、無理してしなくても良かったなと思っています。

私、赤ちゃんを連れて旅行するのに当時なぜかとても憧れていて。
育休中に絶対やっとこうと、産む前から張り切っていました。

行先も、行ったことのない県外の温泉地に決めて、
一人目が5ヶ月になって丁度の頃、泊まりで出かけました。

子供産んでから、遠出することも初めて!

久しぶりにちゃんとお化粧して、景色の綺麗な所で、家族で写真撮って、温泉に入って、美味しいもの食べて、、

理想がいっぱいだったんです。
実際振り返って、楽しかった思い出だし、もちろん行かなきゃ良かったとかじゃ全然ないんです。

ただ、初めての赤ちゃんとの旅行、とにかく思ったより大変でした。

とくに行く前の準備

・いつも慣れてる布団じゃないと寝ないかな…
・いつも授乳クッションを使って授乳してるかはクッション要るよな、えこれデカいけど持ってく??
 なくてもいけるかな…
・着替え、吐き戻しとかオムツ漏れとかしたら何枚あっても足りないよね…
・お風呂の赤ちゃん用の洗剤ってあるのかな…

などなど…
考えだしたらキリがなくて、結果、海外旅行ですか?って言うようなとんでもない大荷物に!

また道中も、授乳室があるところを事前に調べておいて、
授乳のタイミングで寄るように時間調整したり。

そうすると目的地の動物園には滞在時間ちょっとしか居られないとか…

色々と考えることがあって大変でした。

もちろん楽しかったんですよ!
でも振り返ると、赤ちゃん本人は数年後覚えてないワケです(笑)

なので、ママがやりたいかっていう視点で、行くか行かないかは決めるべきだと思います。

私の場合は、理由もなく憧れのみで頑張ってしまったなと。
振り返った今は、別に泊まりで県外まで行かなくても良かったかもなって思います。

日帰りできる場所で、
ランチして写真いっぱい撮ってお散歩する、などでも全然十分だと思いますよ。

ママ友作り

無理に頑張ってママ友を作ろうとはしなくて大丈夫だと思いますよ。

私は、地元から離れて育児をしているので、一人目育休中はママ友がゼロの状態でした。

それで、ママ友作らなきゃいけないのかなみたいに焦ってしまって、
支援センターや子育てイベントなどに毎日出かけていました。

出かけた先でも、初対面で自分から声掛けるのとか苦手なのに、頑張って話し掛けたりとか。

実際に仲良くなったママ友もできたし、その後一緒に出掛けやすくなったのは良かったです。

でも自分が育休中だったこと、またママ友さんも育休復帰中の人が多くて、
結局復帰後はそのまま連絡をとらなくなってしまった人も多いです。

もちろん、仲が良くなって今も会うママ友もいますが、
ママ友が欲しい!ってだけなら、保育園に入ったら保育園のママさんとも必然的に話すようになります

また、困った時に相談できる人という視点で言うと、
会社の先輩ママさんだったり、色々あると思うんです。

なので、無理してママ友を作ろうとはしなくて大丈夫ですよ。

とりあえずでの資格の勉強

育休中に焦って資格を選んで勉強スタートするのは危険です!

育休中って、社会から離れて自分だけおいていかれるような、焦りの気持ちって生まれてきますよね…。

maho

私、時間あるから資格取るチャンスだ!って、
ただ焦りの気持ちから爆走して失敗してるんです。


何のために資格をとるのか、考えるのが大事です。

例えば会社に復帰した時のキャリアアップのため、とか、いつか会社を辞めた時の転職のため、とか
考えてから資格を選びましょう。

私、考えが足りてなかったんですよね。
そうやって取った資格って、
結局その時は何かに向かって進んでいる充実した気分にはなれるんですが、
その後に繋がらないんですよね。

赤ちゃんとの生活の中で、別に優先してやらなくても良かったなーって、振り返って後悔しています。
詳しくは下の記事に書いています。


ただ、勉強する時間という意味では、育休中は貴重です!

私は一人目の時の反省をもとに、
二人目出産後には、きちんと自分のライフプランから目標を決めて資格を取得しました。
そして結果的に、私は今その資格を使って自宅起業して仕事をしています。

ですので、せっかくの育休中の時間を使って資格取得を目指すなら、
何のために使うのか考えてから取り掛かるのが大事と、本当に心から思います。

とりあえずなんか資格が欲しい、みたいに突っ走らず、ちょっと考えてから始めるのがコツですよ!

産休育休中にやっておきたかったこと

ここからは、私が「育休中にやっておけばよかったな」と思ったことについてまとめていきます。

子どもの通帳つくり

育休中に赤ちゃんの通帳を作ってしまうのがおすすめです!

子供が産まれたら、早速

  • お祝いを頂いたり
  • お年玉をもらったり…


子供でも、通帳を作っておくと便利ですね。

育休から復帰してしまうと、平日の銀行がやっている時間に出かけるのって、結構大変です。

ですので、
育休中に赤ちゃんの通帳を作っておけばよかったと思いましたね。

写真の整理

0歳のうちって、本当に可愛くて毎月顔も変わっていくし、写真もたくさん撮りますよね。
それを整理せずに、どんどん溜まっていってしまうというの、育児あるあるですよね〜。

プリントして可愛いアルバムにしてあげたり、
カメラやスマホとバラバラになってしまうファイルを、パソコンにまとめて整理しておくなど、
育休中にやっていたら良かったなぁと、振り返って思います。

maho

子供が小さい時の写真って、
大きくなってから見返すと本人たちも喜びますよ!


いっぱい撮って、
後で見返した時に分かりやすく管理しておくといいなって、子供が大きくなった今特に思います。

ライフプランの見つめなおし、からの資格取得

育休中は、まとめた時間が取れるチャンス!勉強するのはオススメです。

実際に、私も2人目が5か月の時に資格取得の勉強を始めました。


1人目の育休中によく考えず爆走した私みたいに失敗しないためにも、
まず自分のライフプラン、ワークプランを、一回見直すのを、ぜひ育休ママさんにはやってほしいです。

・この仕事をずっと定年まで続けていきたいのか
子供は何人欲しくて、どのタイミングで育休を取りたい
子供の習い事は何をさせたいか、それは自分が仕事しながらでもできるのか
時短にするのか、その場合キャリアはどうなる

…色々考えることありますよね。


社内でキャリアを積むためにはこの資格が必要だな、
逆に、もしかしたらいつか会社を辞めるかもしれない、
そんな時自分で独立できたほうがいいな、
転職する時に今あるキャリアを生かして、この資格があればもっと活かせるな。


そういう風に、自分の人生にプラスになる資格を、
育休のうちにとっておくのはとってもオススメです。

私は一人目の時、よく考えずになんとなく見つけた資格に爆走し、
たくさん勉強した割に不合格という失敗
をしています。

逆に、二人目の時は、色々考えた上で自分の得意を活かす資格を取得
3人目を出産した今、会社を退職し、その資格を活かして自宅で起業しています。

自分の人生に活かせる資格、それが何か考えて、チャレンジする良い機会だと本当に思います。

まとめ

私が実際に育休を経験し、
やっておいてよかったことや、
やらなくても良かったことやこれはやっておきたかったと思うことを書いてみました。

ポイントはとにかく、
赤ちゃんの事ばっかり考えなくて OK、ママの気持ちを優先して OK!
ということです。

たっぷり時間があるようで振り返ると短い育休。
振り返ってママが良かったって思える方を優先して選んでみてくださいね。

maho

せっかくの育休!楽しんで有意義に過ごしてくださいね。

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